今日は、中国書道史A(中国書道史概説A)の授業の収録。後漢の書道について。碑文の書体と筆写の書体がはっきりと、それぞれの役割と美意識を持ち始めたことについて話をした。
YouTubeでは「てんやわんや」という言葉についての話。
獅子てんや・瀬戸わんやという漫才コンビがいた。1952年から1992年までの活動だったとのこと。このコンビがテレビに出なくなってから、世の中はだんだん「てんやわんや」ではなくなってしまったのかも。
「てんやわんや」は、江戸の俗語で1797年頃に作られたらしい(『俚言集覧』)。「てんや」は「手に手に」、「わんや」は「枉惑」とのこと。「手に手に枉惑」が「てんやわんや」になるとはちょっと疑わしくないか?
『はくしょん』は、絵本のタイトル。文字の部分を書き終わり、下絵を7枚。かわいい本になると思う。
それから、今日はパトリシアが、コルマールの家に「ニセセマルヒョウホンムシ」がいっぱいいると写真を送ってくれた。この虫は、恐竜の時代からいるのだそうだ。もちろん、日本にもいる。別名、爆弾虫。いわれてみれば💣のような丸い背中をしている。ネットで調べると「イカリ消毒」という会社があって、ここには「食品害虫」の他「文化財害虫」とも記してある。
漢検監修と胎教音読
高橋書店から漢検の3級、準2級、2級の出る順テキストが出ます。ぼくは、漢字をパーツに分けて、それぞれのパーツには意味があるという観点で、字源の話を書かせてもらいました。これをマスターすると、漢字の原義を知るだけでなく、飛躍的に漢字を覚えることにもつながります。秋には、さくら舎から『芋づる漢字』(仮題)を出すことになっていますが、こちらはもっと楽しい本になりそうです。
それから、今日は『胎教音読』(さくら舎)のイラストの修正をしました。
お腹の中の赤ちゃんに音楽を聴かせるといいというのは随分前から言われて来ましたが、じつはお腹の中にいる時に、すでに赤ちゃんはお母さんの話を音の振動として聴いているのです。
最近、スマホの普及で、お母さんたちは以前に比べて非常に話しをする機会が少なくなっています。赤ちゃんは、お母さんの話し声を十分にお腹の中で聴いていないと、言語の獲得が遅くなったり、場の雰囲気がつかめないような子どもに育つ可能性があることが最近の研究で明らかになっています。
ぜひ、お腹の中の赤ちゃんに、お母さんが読むたくさんの文章を聴かせてあげて欲しいと思います。
『胎教音読』は8月初旬に発売の予定です。
「おめおめ」と「黴雨」
今日のYouTubeで話をしたのは「おめおめ」。漢字で書くと「怖め怖め」である。もともとは、やるべきことを「怖じて」、できないということだったのが、「怖じけてできない奴が、よくもおめおめと、おれの前に来ることができたな!」のような意味で使われるようになった。
江戸時代になってからのことである。
さて、昨日と今日は、NHK「チコちゃんに叱られる!」で「黴雨」の話。
「黴雨」と書かれていたのが、「黴」と音通の「梅」が使われるようになったということを説明した。zoomでの収録をしたのは、5月の連休明けだったか。